【これさえ読めば情報通】ブログ記事まとめ(2019.2.1~2.5)
皆さんこんにちは!貝です。
GPIFの報道は本当にひどいですね。
今回取り上げた水瀬様の記事を全国民に読んでほしいです。
それでは今回もお願いします!
【3-7】効果絶大!すぐできる!2つの法人節税
①業務に関わる領収書を保管する
年間30万円くらい(※個人差はある)計上できる。
②所有している自動車を、法人名義に変更する
こちらも約年間30万円(※個人差はある)が経費計上できる。
仮に、配当金が年間100万円だった場合、
(個人)
100万円 × 税率約20% = 手取り約80万円
(法人)
100万円 - 経費64万円 × 税率約20% = 手取り約93万円
法人だと約13万円の手元キャッシュを増やすことができる。
SPYとはS&P500ベンチマークする米国市場へ投資するする海外ETF(経費率0.09%)
SPYはステート・ストリート・グローバル・アドバイザーズ社(SPDRスパイダー)社が販売する米国株大型株であるS&P500をベンチマークとする代表的な海外ETF。
S&P500とは、米国の主要な業種500銘柄から構成されている指数で、米国株式市場全体の動向を知ることが出来る
IVVやVOO等の同じS&P500をベンチマークするETFよりも
①運用期間が長く
②運用資産も多い
という利点があるが、若干経費率が高いという欠点もある。
【年金巨大損失】GPIFが15兆弱の損失→年金が減るという誤解
株式投資は資金最大化の最適解であることは明らか
(※GPIFの件は、年金制度の抜本的問題を、運用という小手先の問題に矮小化しようとする意図が見えてしまいます。 私の過去記事もご覧ください)
もうひとつGPIF関連。
さすが水瀬様の記事ですな。
公的年金の運用実績報告に対する各メディアの取り上げ方の違いには雲泥の差が!
GPIFの損失額14兆円という金額だけ見たら、とりかえしのつかないような巨額損失に見える。
しかし、本当は運用総額の方が150兆円と超・巨額なので、運用総額全体で年間9%の変動でしかない。
今回の報道ではNHKが過去からの累積損益+56兆円というデータも並記して一番ましな報道だった。しかし過去を見るとNHKがいつもパーフェクトに報道してきたわけではない。
年金は国民の最大級の関心事なので、マスコミ各社は煽る方向にばかりでなく「事実」を伝えてほしい。
また「米国独り勝ち」感?
(様々な指標から)米国の「独り勝ち感」が出てきました。
米国景気やFRBの政策変更等で、世界景気の減速感が変化するか
欧州や中国等の減速感に引っ張られて米国景気も怪しくなるのか。
注視すべし。
ジュニアNISAはETFではなく配当再投資の効率がよい投資信託を選ぼう
ジュニアNISAの配当金は「課税ジュニアNISA口座」に自動的に移されてしまう。
せっかくジュニアNISAを利用しているのに関わらず、非課税枠の範囲内で配当再投資ができなくなるのは効率が悪い。
americakabutoushi.hatenablog.com
【米国株解説③】米国株(ETF)の利益にかかる税金
(1)譲渡益(株(ETF)の売却による利益)
合計20.315%の税金がかかる。日本株と同じ。
①所得税:15.315%
②住民税:5%
(2)配当金
①外国税:10.0%(アメリカの場合)
②所得税:15.315%
③住民税:5%
国内での課税と外国税の二重課税となる。外国税額控除が適用されると、外国税は控除になることもある。
「人生100年時代の年金戦略」。人生をより良く生きるための必須の知識を手に入れろ
共働きでもらえる公的年金を増やす
iDeCoを活用する(夫婦ともにで更に強固)
NISAを活用する
マイホーム購入で老後の住居費を圧縮する
終わり
【これさえ読めば情報通】米国株ブログ記事まとめ(2019.1.29~30)
皆さんこんにちは!貝です。
半導体大手エヌビディア株が暴落したようですね。
やっぱり個別株とくにグロース株(イケてる株)は難しいですね。
素人は手を出すものではありません。
後半はエヌビディアの記事をまとめました。
かくいう私も3年ほど前、ギリアドサイエンシズというイケイケ株を購入し、きっちり凍結してあります。
あのときの心境は、色々な投資ブログ、証券会社のサイトを見て、「ギリアド間違いねえ!」という感じだったことを覚えています。
だってどのサイトにも『ギリアドは超おススメ!』と書いてあったんだ。
というか、そういう情報を集めていたんだと思う。
エヌビディアを高掴みした人は勉強代だと思って、敢えて売却せずに黙って凍結し、ことあるごとに見返し、たびたび原点に立ち戻ることをおすすめします。
いつも通りのお約束
(※)は私の意見・感想です
それでは今日もお願いします!
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は日本含む国際分散投資が出来る投資信託商品
・世界分散できる
・安い信託報酬費(0.15536%税込)
・つみたてNISA対象
とてもいい商品
「つみたてNISA」は日本株より米国株をメインに積み立てる方が儲かる
日経平均は1990年代のバブルに最高値を更新してから
もうすぐで30年経過するが、まだ最高値を超える気配すらない。
ダウ平均株価は1980年〜2016年までの約36年間の
長期チャートで約10倍上昇している。
日本株か米国株か悩む必要性がない。
楽天VTの積み立てをやめてeMAXIS Slim 全世界株式(オールカントリー)へ鞍替え
・オールカントリーの方が、信託報酬が0.07624%安い。
・楽天VTには配当にかかる税金が3重に発生するので、オールカントリーの方が税金面で有利。
全世界の成長の恩恵を受けたい人にとってベストな投資信託。
つみたてNISAとiDeCoで始める初心者投資術
20代でこれから投資を始めるという人におすすめの投資は
積立NISA+iDeco
余りをS&P(VOO 等)
積立NISA枠を使用して確実に運用し、余った資金でS&P500に投資する。
まず、非課税枠を使い切ることが重要。
americakabutoushi.hatenablog.com
【投資信託紹介】eMAXIS Slim 新興国株式インデックスは信託報酬最安の新興国インデックスファンド
(※eMAXIS Slim 新興国株式インデックスって何って方は是非読んでみください。超詳しいです。)
永久不滅ポイントでインデックス投資!(VOO:S&P500)
セゾンゴールドアメリカンエキスプレスカードのポイントでS&P500に連動するETF(VOO)を買い付けることができる。
(※楽天だけではなかったんだ!知らなかった!)
2018年で最高パフォーマンスを出したETF TOP10ランキング
1位:iPath Bloomberg Cocoa Subindex Total Return ETN (NIB)
カカオの先物取引
2位:iShares MSCI Qatar ETF (QAT)
カタールの株式
3位: ETFS Physical Palladium Shares (PALL)
パラジウム地金価格に連動
(※ハイリスクハイリターンな感じですな)
【暴落】半導体大手エヌビディア、ガイダンスの下方修正で直近の高値から-52.8%安
半導体大手のエヌビディア(NVDA)株が-13.82%安の138.01ドルと暴落。
主な要因は、ゲーム分野とデータセンター向けの売上げ低迷のため、売上高予想を引き下げたこと。
エヌビディアの株価は15年秋から18年秋にかけての三年間で株価が10倍以上も値上がりしたが、永遠に続くブームなどない。
NVDA大大大暴落で株主涙目!一生一緒にエヌビディアと浮かれポンチだったグロース投資家息してる?www
このままではエヌビディアは三木道三と同じく一発屋で終わる。
【暴落】エヌビディアはもうダメなのかもしれない、1日で-13%下落
ハイテク株のなかでもエヌビディアはボラティリティが高い。
今後、エヌビディアが持ち直すのには時間がかかる。
おわり
【これさえ読めば情報通】米国株ブログ記事まとめ(2019.1.28)
皆さんこんにちは!貝です。
今回も株式投資に関する良記事を集めました。
(※以下はリンク記事と関係なく、貝の意見です。)
『インベスターH ひーちゃん』さんの
米国株式投資の情報収集は1日15分で十分。睡眠時間を優先し、私生活に支障が出ないようにしよう。
という記事がすごくよかったです。
サラリーマンの個人投資家はあくまで、本業が大事だし、生活を豊かにしようとして投資をしているのに、少ない睡眠時間をさらに株式投資のために削るのは本来の目的とは逆行しています。
是非読んでください!
私のブログが時間がない人のための情報収集のお役に立てれますように!
今日も最後までお願いします。
当分米国株がベストの理由
この10年間で
◯世界の売上高は19%アップ
◯世界の純利益は2.5倍の2.8兆ドル
◯米国の純利益は3.8倍の1.1兆ドル
◯世界純利益に対する米国のシェアは25%→39%に増えた。
等の理由
(※世界のイノベーションの大半は米国で起きている。当分は米国一強といったところか)
要領が悪い人や低給料のサラリーマンでも「お金持ち」になれる方法!
アメリカで、ガソリンスタンドや用務員の仕事をしていた老人が亡くなった後、数千万ドルの資産が残っていた、という話がある。
急にお金持ちになるのは簡単なことではないが、ゆっくりとお金持ちになるのは簡単なこと。
【LVS】カジノ運営ラスベガスサンズ4Q決算
マカオは売り上げを9.7%伸ばし、7.6%の増益。
シンガポールとラスベガスのカジノが不調。
ロボアドバイザーの税金の基礎基本を押さえておく
ウェルスナビやTHEOといったロボアドバイザーが登場して、3年近くが経過した。
(アルゴリズムによる自動の資産運用のこと)
外国税額控除→〇
損益通算→〇
配当控除→✖
【極論】何も考えずに「キャッシュ+VT」が強いと思います
経費率はわずか0.10%で、世界全体の株式市場の約8,000銘柄に分散投資が可能。
各国の株式時価総額の変動を自動的に取り込み、勝手にリバランスすることで、好調な国の成長を取り込める。
【投資信託2018年は株式が大幅下落】インデックス投資は長い目で見ることが大切
2018年は積立NISAで投資している人はみんな含み損ですね。
インデックス投資の場合、1年のリターンはほとんど意味を持たないので、
一喜一憂せず、積立を継続することが大切。
好決算を受けてプロクター&ギャンブル(PG)が続伸!|第2四半期決算発表(2018年10~12月)
EPS・売上高ともにコンセンサスを上回る好決算で、株価は大きく上昇。
100年以上配当を払い続けてきた会社。地味で成長力もないけど、廃れない事業は魅力的だ。
世界恐慌、金融危機、戦争、技術革命、あらゆることが起こった100年ですが、
100年以上配当を払い続けてきた会社は以下のような会社(連続増配ではない)
エクソンモービル(XOM) Since 1882
イーライリリー(LLY) Since 1885
プロクター&ギャンブル(PG) Since 1891
コカ・コーラ(KO) Since 1893
コルゲート・パルモリーブ(CL) Since 1895
ゼネラルミルズ(GIS) Since 1898
チャブ(CB) Since 1902
S&P500連動商品が多すぎて、何を買ったらいいのか分からない!投資信託、ETF、信託報酬など選ぶ判断基準を教えてほしい。
どれを選んでもパフォーマンスは同じだし、一番信託報酬が安いものを選ぶと良い。
米国株式投資と長期投資の基本。初心者の方が陥りガチな罠について
米国株式市場は平均年率6.7%程度であるが、それはあくまで平均であって
過去最高年率は +66.6%(1862年)
過去最低年率は -38.6%(1931年)
だったこともあり、短期間の投資においては含み損を抱えることもある。
投資信託はいくらから始められるの?いくらぐらい買えばいいのか?
投資信託の最低購入金額は銀行なら約1万円、ネット証券なら100円のところもある。
購入頻度は毎月の定期購入が望ましく、購入額は毎月の貯金の半分ぐらいがよい。
米国株式投資の情報収集は1日15分で十分。睡眠時間を優先し、私生活に支障が出ないようにしよう。
米国株の情報収集に睡眠時間を割くべきではない。
株式投資で生活を豊かにしようとしているのに、逆に自分を苦しめては元も子もない。
おわり
株式投資の失敗で年金が減る?とんでも記事を信じてしまう残念な人へ
皆さんこんにちは!貝です。
マネーボイスに掲載されている『私たちの年金が14兆円も溶けた?GPIFの運用失敗で「老齢貧困社会」到来はすぐそこに』
という記事を読みました。今市太郎さんという方の記事だそうです。
私からするとんでも記事なのだけど、多数のイイネ!を集めているし、多くの方にtwitterで言及されているようで、ため息がでます。
皆金融リテラシー低すぎるヨ・・・
要約すると以下のようなものです。
2018年10月~12月の四半期におけるGPIF(※年金積立金管理運用独立行政法人のこと。厚生年金と国民年金の積立金の管理・運用を行っている)が過去最悪となる「14兆円超えの損失」を出したと言われている。
これは、GPIFが保有する外国株(アップル、マイクロソフト、アマゾン、フェイスブック等)が、かなり大きく下落したことが原因だ。
巨大優良株だけ買っていれば、平均以上の利益が出る時代は完全に終了しており、GPIFのこうした安易な投資手法も少なからず見直しをはかるタイミングにある。
もともとGPIFは長きに渡って投資レベルが非常にド素人に近く、利益を出せないことで世界的にも有名。
もっと簡単に要約するとGPIFが保有している外国株が暴落したから、将来の年金がやばいよ。将来やばいよ。というものです。
「株=ギャンブル」という認識の、金融リテラシーゼロの主婦の井戸端会議ではなく、マネーボイスといういかにも「それっぽい」サイトでこのレベルの記事を書いてはいけません。
まず、大学にしろ、年金基金にしろ資産を株式で運用するというのは珍しいことではありません。それは短期的に上下することはあっても、株式で資産運用した方が長期的に見れば資産が増加することが常識だからです。
今市太郎氏の意見を、一つづつ検証しましょう。
- ①2018年10月~12月の四半期におけるGPIF(※年金積立金管理運用独立行政法人のこと。厚生年金と国民年金の積立金の管理・運用を行っている)が過去最悪となる「14兆円超えの損失」を出したと言われている。
- ②これは、GPIFが保有する外国株(アップル、マイクロソフト、アマゾン、フェイスブック等)が、かなり大きく下落したことが原因だ。
- ③巨大優良株だけ買っていれば、平均以上の利益が出る時代は完全に終了しており、GPIFのこうした安易な投資手法も少なからず見直しをはかるタイミングにある。
- ④もともとGPIFは長きに渡って投資レベルが非常にド素人に近く、利益を出せないことで世界的にも有名な存在でした。
- 最後に
①2018年10月~12月の四半期におけるGPIF(※年金積立金管理運用独立行政法人のこと。厚生年金と国民年金の積立金の管理・運用を行っている)が過去最悪となる「14兆円超えの損失」を出したと言われている。
→今市太郎氏が言及しているように、まず14兆円という数字の真偽が定かではありません。
しかし、確かに世界的にこの時期は株価が暴落したのは間違いありません。
左が日本株を代表する指数TOPIXで、右が米国株を代表する指数S&P500指数です。(分からない方がいたら、特定の株式市場全体を表す指数だと思ってください。)
TOPIXはだらだらと下げているので若干分かりにくいですが、S&P500は、上昇基調からの下落でより大幅に落ちているようにみえます。
なので14兆円という具体的な数字は置いといて、いくらかの損失はしているのでしょう。
しかしこの「損失」というのがやっかいです。
これは、前年度や前の四半期の決算から見て資産が増加したか減少したかということになっていて、長期的な株式運用の場合は当てにしてもしょうがないです。
例えばこのように資産の推移があったとします。
10年前 1.000万円
8年前 2.000万円
5年前 3.000万円
2年前 2.500万円
1年前 4,000万円
6か月前 5.500万円
現在 5.000万円
冷静に見ると、10年前より資産が5倍になっています。5年前と比較しても、1.5倍以上になっているので、すばらし過ぎる資産運用です。(出来すぎですが)
これをみて、「この半年で資金が溶けた!10%以上溶けた!大変だ!資産運用の方法を変えろ!」と騒いでいるようなものです。
たしかに半年で10%落ちてはいますが、これまでにいくら資産が増えたか計算したらすぐに分るでしょう。
つまり「損失」というのはあくまで、株価が一時的に下がったことであって、皆がもらえる年金が減るのとは別問題です。
②これは、GPIFが保有する外国株(アップル、マイクロソフト、アマゾン、フェイスブック等)が、かなり大きく下落したことが原因だ。
あたかもGPIFがかなり偏った資産運用をしているかのごとく、読み取れる。
だが、実際はがちがちのがちだ。
国内の債券・株式で60%程度。残りが外国債券と、株式だ。
仮想通貨で死んでいった投資家にみせてやりたいくらいの、ディフェンス力が極めて高いポートフォリオリオだ。(債権は株式より値動きが安定している)
しかも外国株といっても米国株だけでなく、世界の幅広い国に投資している。
アップルやアマゾンの比率が高いのも、これらの企業が時価総額が大き過ぎるために起こっていることで、指数しか購入することができないGPIFの資産運用の問題ではない。(ただし、特定の指数に関して、時価総額の大きい企業の影響が大きくなってしまうのは別問題だが、とても重要な問題)
③巨大優良株だけ買っていれば、平均以上の利益が出る時代は完全に終了しており、GPIFのこうした安易な投資手法も少なからず見直しをはかるタイミングにある。
→具体的に、今市太郎氏はどのように運用したらいいというのだろうか
まさか(お得意なようなので)FX?とかww
150兆円以上ある投資機関が行える資産運用は限られており、実質特定の指数での運用くらいかありません。
なぜかというと、規模の大きすぎるGPIFのような機関が盛んに市場で動き回ったり、特定の企業の株を買ったりすると、市場全体に歪みができるからです。
これは資本主義の形としてふさわしい姿ではありません。
私はこのままの資産運用の形が最も望ましいと考えます。
④もともとGPIFは長きに渡って投資レベルが非常にド素人に近く、利益を出せないことで世界的にも有名な存在でした。
→まずは以下の図をご覧ください。
GPIFは株式市場運用開始以降年率平均3%以上の収益率と71.5兆円という途方もない金額の利益を上げています。
また71.5兆円のうち、約半分が配当からの収入です。
配当というのは株価の下落と関係なく入ってくる収入なので、GPIFはどんなに株価が下がっても、莫大なキャッシュが入ってきます。
今市太郎氏はこの平均収益率3%という数字が低すぎるので、ド素人www
といいたいのだろう。
確かに3%という数字は決して大きくはない。
例えば米国株の代表的な指数S&P500の平均収益率の半分以下だ。
しかし、前述通りGPIFは色々なしがらみがある中で資産運用をしている。
資産規模が世界最大規模の機関と、一般投資家を同じ土俵で比較しても仕方がない。
最後に
現行のままだと将来、年金制度がやばいというのは、理由は違えど、私も今市太郎氏も共通していることかもしれません。
私は現行の年金制度は永続的ではないと思っていますが、その原因は根本の制度上の問題であって、(散々申した通り)GPIFの運用ではないと思っています。
今市太郎のような人が、本当はかなりうまくいっている、GPIFの批判をすることで小手先の議論に終始し、年金制度の抜本的な問題について、置き去りになってしまうことを一番恐れています。
抜本的な問題とは・・・またいつかに。
最後まで読んでくれてありがとうございました。
おわり
【まとめ】「外貨建て保険」について、金融リテラシー高い人の意見
皆さんこんにちは!貝です。
「外貨建て保険」についてクレームが殺到しているようです。
この保険で損をした人はかわいそうだが、しかたがない。
自分で選んで自分で決めたことなので自己責任としかいいようがない。
金融リテラシーがない人が欲をかいたらだめ。絶対。
購入層の大半は高齢者なのだが、万が一若年層でこの保険に入っている人や、一度でも検討したことのある人は、今後生きていくのに苦労するくらいに、相当に金融リテラシーがないことを自覚した方がいい。
是非最後まで読んでもらって、あなたの血と汗の結晶である「お金」をやすやすと取られないようにしましょう。
また、自分だけでなく、親や兄弟・親戚にもこの保険のデメリットを教えてあげて!
「外貨建て保険」とは
その名の通り、外貨建て(米ドルとか豪ドルとか外国の通貨)で運用を行う生命保険のこと。
日本円以外の通貨例えば、ドルで保険料を支払い、保険金・年金・満期保険金・解約返戻金などもドルで受け取る以外は、普通の生命保険の仕組みと変わりません。
なぜ苦情が殺到しているか
元本割れのリスクがあるからです。
そもそもこの保険は、生命保険会社とか、銀行が盛んに売り込んできました。
若者はわざわざ保険会社や銀行に足を運んだり、しないので、購入層のメインはお年寄りです。
こんな風に銀行窓口で言われます。
「日本は金利が低いですよね。アメリカは日本よりも市場金利が高いんですよ。3%くらいあるんですよ。保険を活用して資産運用しませんか」
仕組みはこんな風に言われる。
「『1000万円分のドル』を私たちに預けてもらえますと、10年後に『1200万円分のドル』が受け取れますよ。♡♡利回り良くないですか。今ならキャンペーンしてて・・・」
これを「1000万円」が10年後に「1200万円」になると勘違いする残念な人がけっこう多いのだ。
当然のことながら外貨なので、為替の影響を受ける。
例えば、1ドル100円のときに1000万円分のドル買うと100,000円の価値がある。
が、その後1ドル90円になってしまうと90,000円の価値しかなくなるので、損をしていることになる。
しかもこれらの保険には最初に1000万円分のドルを購入するときに、たーーーっぷりと手数料と乗せられている。
金融リテラシー高い人達のご意見
ここからは「外貨建て保険」に関して、ネット上の共感できたご意見を紹介するよ。
今後円高が加速すれば、円安局面で新規契約した加入者たちが相次いで大損し、苦情はさらに膨れ上がる。
これまで貯金しかしてこなかった金融リテラシーの低い人たちが、ある日突然多額のお金で投資をはじめても良いことは何もない。
金融商品なのに何故元本割れがないと考えてるのが不思議。
外貨建て保険を売った人だけではなくて買った人にも責任がある
事前にどんなリスクがあるのかを確認しなかったアナタのミス。
外貨建て保険を買うぐらいなら、S&P500に連動する投資信託やETFを買った方がいい。
保険は、何らかのリスク(怪我や病気、死亡など)に対して一定度を経済的に保障するもので、資産を増やそうとする手段ではない。
保険と投資の違いを見誤り、窓口行員の言うことを信じてしまった方々は、今頃後悔していることでしょう。
しかし、やっと今頃気付いても残された時間は(残酷ですが)そう多くはない。
「おじいちゃん、自分年金を作ろうね」、みたいな感じで毎月分配型投資信託投を買わされて、その後元本をすり減らしているだけということが発覚し、金融庁が出張るという問題にまで発展した。それと同じ。
同感です。
— 早川直人@収入3割投資中 (@LifeManagement5) 2019年1月20日
外貨建て保険の営業マンが、利回りが5%以上とセールスしてきたら、一般的な銀行に預けてつく利回りとは違うのに気を付けて。
保険の利回りは予定利率と言って、銀行の利息よりも上になる複雑な計算式の上に成り立っている!
だから、銀行に預けるよりも保険が得するように見えるマジック😎 https://t.co/TR2kw6Z0hL
⚠️外貨建て保険の問題点
— ゆきママ🇯🇵株&FX戦士・リップラーな競馬王 (@yukimamafx) 2019年1月19日
・年利2〜5%を保証されるが、そもそも初期手数料で5〜10%、管理費等で毎年1〜2%の手数料を徴収されるクソコスト高商品
・当然、外貨を円転する時も0.5〜2%程度の手数料がかかる
・これでもかというぐらいコストがかかるので、大きく円安方向に動かなければほぼ100%損する仕組み
ネットニュース見てたら高齢者が証券会社の社員のいうままに売買を繰り返させられ手数料が6400万になったとか。
— チンギスハン@米国株投資家ブロガー (@tingisuhan01) 2019年1月20日
客を道具としてしか見てないと批判してたけど、それ以外には見れないでしょう。
証券会社に任せれば儲けさせてくれるとでも思ったのだろうか?不思議だ。
いろいろとえらそうに意見をまとめてみたが、私個人としては、お年寄りが、優しく窓口のおねーさんに商品を勧められたら、訳も分からず契約してしまう気持ちは分かる。
男だったら「おねーさんをがっかりさせたくない」とか「喜ばせたい」とか案外そんなきっかけの人も多いのではと推測する。
これを読んでくれた人が、正しい知識を持ち、自分の親・親戚がこういった投資をするか悩んでいるときに、びしっとデメリットを説明することができたら、世の中もっと良くなると思うのだ。
おわり
【まとめ】国内大手銀行最新リストラ計画 (2019.01.20)
皆さんこんにちは!貝です。
一昔前には、だれもが憧れる就職先だった銀行。
そんな銀行も時代の波(キャッシュレス,フィンテック,人口減少等)にもまれて、苦しんでいます。
簡単にいうと銀行というビジネスモデル自体が「オワコン」化しています。
AIの登場により、今まで培った経験や知識が無意味になりつつります。
最近では、メガバンクが相次いで(実質)リストラ計画を発表したのは有名です。
国内大手銀行の最新決算資料から その正体を見ていきましょう。
まずは、三菱UFJフィナンシャル・グループ
出典:三菱UFJフィナンシャル・グループ 2018年度中間決算説明会
2023年度までに業務量を30%削減し、店舗数を2割削減
9500人分の仕事を減らし、人員は6000人の自然減(笑)
6000人といえば、全従業員の1/8に相当します。
1/8の従業員が自然減ねえ(笑)
三井住友フィナンシャルグループ
出典:三井住友フィナンシャルグループ2018年11月19日投資家説明会
三井住友は一番マイルド。
4000人分の業務量を削減するが、新卒採用や派遣社員の非補充等で、人員数をコントロールするとのこと。
(色々と問題の多い)みずほフィナンシャルグループ
出典:抜本的構造改革への取り組み - みずほフィナンシャルグループ
みずほは一番リストラ計画がきついですね。
2026年までに1.9万人、100拠点を減らします。
1.9万人という数字は全従業員の3割にも相当します。
みずほは規模に対して、人員が多すぎることがかねてから指摘されていましたので当然の結果かもしれません。
りそなフィナンシャルグループ
出典:りそなホールディングス 2019年3月期中間決算の概要と経営の方向性
具体的な人数こそ示していませんが、更なる少人数運営体制と明記されています。
気になるのは、一般店舗における『事務から営業へ』というところ
これって事務しか経験のない人を、畑違いの営業にすることで、実質自主退職を迫っているとしかみえない。
従業員は削減する一方、株主にはどうでしょう。
三菱UFJフィナンシャル・グループの株主還元の計画です。
出典:三菱UFJフィナンシャル・グループ 2018年度中間決算説明会
従業員は減らす一方、株主への配当は安定的・持続的な増加とあります。
(配当性向40%は米国企業と比較すると寂しいが)
つまり、株主に報いるために、従業員を切り捨てるということです。
この従業員<株主という流れは、銀行だけでなく、どの業種にも広がっています。
もし疑うようなら、上場企業のどれでもいいので、決算資料を読んでみてください。
コスト削減する一方、株主への配当を増やしていく方針という企業が多いと思います。
銀行がこの世から完全になくなることはありませんが、今のままは、単純に数が多すぎます。
メガバンクでこの状況なので、地銀は更に悲惨でしょう。
銀行の若年層従業員に関しては、まだ世間に「元銀行員」というブランドがあるうちにさっさと転職したほうがいいと思いますよ。
さて、従業員のままいるのか、株主になるのかどちらが得か。
答えは明白ですね。
おわり
【これさえ読めば情報通】米国株ブログ記事まとめ(2019.1.20)
皆さんこんにちは!貝です。
『とむ@大森の米国株ブロガー』さんの「投資初心者への先入観を紐解く」という記事がサイコーでした。
(リンク一番上)
もうほんとに全国民に読んでほしい!
あとは、『投資法人で資産運用』(リンク一番下)というブログが、勉強になりました。法人格を前面に出して、米国株資産運用をしているブログに始めて出会うことができました。
銘柄選定なんかよりも税金対策のほうがよっぽど大切だ!
痺れますね。
それでは今日もさくっと最後までお願いします!
※以下は記事まとめではなく、私が率直に思ったことを書いています。
投資初心者への先入観を紐解く
・今を特別視し過ぎる人
→世界がガラリと変わったこの200年の間にも株式のリターンは驚くほど一貫して一定。(年率+6.5%程度)
・本当に儲かることは他人には教えない・初心者はカモ!素人は近寄るな!という人
→投資はゼロサムゲーム(誰かが勝てば、誰かが負けるもの。FX等のこと)ではないので教えた人に損得なし。
(※米国大型株の株式市場は市場規模が大きすぎるので、どんなに資金を持っている企業・個人だとしてもその影響は微々たるものでしかないのです。)
半分は戻った ~日本市場の概況~
総合的に判断すると、現在の日本株式は「やや割高?」と推測。
インデックス投資の初めの1冊におすすめ!
『ほったらかし投資術』
VTI上位銘柄の確認 2018年12月31日
米銀大手の決算終了
勝ち組:バンク・オブ・アメリカ、ゴールドマンサックス
普通:シティグループ、ウェルズファーゴ
負け組:JPモルガン、モルガンスタンレー
S&P 500 高配当株式【SPYD】は均等分散ETFで4%を超える分配金
SPYDというS&P500銘柄のうち高配当80銘柄を均等配分したETFがある。
配当利回りは常に4%を超過しており、不動産株と公益株の割合が圧倒的に高い。
不動産は景気に敏感なので、ある程度のリスクを踏まえて、高配当を取りに行くと思うべし。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)が100億円突破
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は、後発の米国株ファンドだが、
半年程度で純資産総額が100億円を突破した。
米国株ブームの波にのり、かつ信託報酬が年率0.160%と超低コストであったことから一気に人気ファンドになった。
【4-2】税金に無関心だとリッチになれない
世界的な指数に連動したETF中心のポートフォリオにすれば、長期的に大差ない。 どこで差がつくのか。それは税金と手数料です。
銘柄選定なんかよりも、税金対策のほうがよっぽど大切だ!
おわり